令和5年2月に開催された理事会の内容をご報告いたします。
1 日時
令和5年2月19日(日) 12時50分~15時35分
2 場所
山口市大殿地域交流センター(山口市大殿大路120-4)
3 第1号議案 「新たな会員の獲得に向けた取組みについて」
令和4年10月23日開催の第2回理事会における意見及びその後に書面で提出された意見に対して、これを反映させた人工透析施設の院長、主治医、看護師長(各1通)への協力依頼文書について説明があった。
「入会のしおり」(改訂版)については、新規患者様向けや県腎友会に未入会の患者様向けの透析室備付け用に全施設に送付したいとして、初校、再校を経た最終案として提案された。
また、「入会のしおり(改訂版)」の発行部数が諮られた。審議の結果、協力依頼文書は異議なく承認され、入会のしおりは、若干の修正案が出された。
発行部数については、年度当初の「透析施設実態調査」で判明している県内総患者数から会員数を差し引いた3,150部を基本として、これに、当面事務局で保管し、必要に応じて各透析施設に送付することを想定した予備部数を加えた5,000部を印刷する案が承認された。
また、山口県社会福祉協議会の「令和4年度国際障害者年記念基金」の助成金として交付決定を受けている156,890円のうち、全腎協発行の透析患者用ガイドブック代80,000円(支出済み)の残額を「入会のしおり」(改訂版)の支払いに充当し、不足分は県腎友会会計から支出する案が承認された。
4 第2号議案 「定期大会開催の可否について」
コロナ禍が続く中で、中止を余儀なくされている定期大会の令和5年度開催の可否が諮られた。
また、県腎友会の過去数年間及び新年度に予想される財政状況を踏まえた開催経費捻出に係る説明があった。会員の減少やこれに伴う会費収入の減少に加え、昨今の物価高騰の影響を受けている現在の財政状況を勘案すれば、従前と同様の事業実施をすることは困難であるとして、定期大会を含む各種事業は、縮小の方向で検討せざるを得ないとの説明があり、定期総会を始め、全腎協関連行事、国会請願行動、臓器移植キャンペーン、世界腎臓デー県民公開講座などの具体的な事業名が挙げられた。
採決の結果、定期大会を開催しないことは、やむを得ない判断であるとして、全員が賛成の挙手をした。
5 第3号議案 「吉村 隆理事長の退任について」
吉村 隆理事長から、第2回理事会からの持ち越しとなっていた退任議案が改めて諮られた。
体力的、気力的な限界を感じており、退任はしたいが現時点においても具体的な後任候補者が見つかっていないとの説明があった。様々な意見が出されたが、現状を踏まえた次善の策として、定款の定めに従い、次期理事長が正式な手続きにより就任するまでの間、引き続き理事長に留まることとされた。
また、理事長の意向を最大限配慮して、理事が理事長の対外的業務について、必要に応じてフォローする体制を取ることを確認した。
6 報告事項
⑴ 都志見病院患者会の解散及びこれへの対応について
⑵ 山口県共同募金会県域公募助成申請について
⑶ 令和5年度のスケジュールについて